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先週、3月18日に東京の相田みつを美術館で、相田館長様の『エッセイスト相田みつを』というミュージアムセミナーに参加しました。
今回は『おかげさん』の本がどうやってできたかということについてお話がありました。
この本はダイヤモンド社から出された本ですが、1冊3000円します。
相田みつを先生は、そんな高い本なかなか買ってもらえないのではと心配されたそうですが、ダイヤモンド社の担当の方は、うちは安い本は出しませんので。という返事でそのまま発売したそうです。
結果は、20万部以上売れたそうです。
現在は軽装版1680円が販売されています。
なぜか、私は最初に発売された1987年12月3日[第1刷]初版本を持っています。
相田みつを先生のファンに経営者が多いのは、経営者向けの有名な雑誌、週間ダイヤモンドに書とエッセイを1986年の4月から87年の4月まで週1回連載したのが大きかったようです。
毎回、新しい事実をいろいろと知ることができて楽しいです。
今回の作品展の見どころは、相田みつを先生の連載の生原稿が突然今月出てきたのですが、そのコピーが作品と並んで34点展示されているところです。とても興味深いもので、これまでで一番じっくり見せていただいたと思います。
作品では、書家のピークを迎えた相田先生の書かれた『かんのん讃歌』が展示されています。

かんのん讃歌
アノネ
かんのんさまが
みていてくれるよ
なにもかも
みんな承知でね
かんのんさまが
みていてくれるよ
いいわけやべんかい
なんかしなくてもね
かんのんさまが
ちゃんとみて
いてくれるよ

ノートに走り書いたので、言葉が違っているところがあるかも知れませんが、このような内容でした。
ピークの作品、とても魅力のある作品ですので、もし行かれた時には、是非じっくりとご覧下さい。

また『願』という書も展示されています。
『願』とは自己中心的な欲望ではなく仏さまのよろこぶ生き方のことではないかと思います。と解説がありますが、亡くなったお兄さんのことに先生が直接触れた文章はこの原稿だけだそうです。これが相田先生の原点だと館長さまがいわれていました。『おかげさん』にも収録されています。

一生燃焼
一生感動
一生不悟
という作品があります。
今まで知らなかったのですが、縦書きで左側から読むとよく理解できるそうです。
一生悟れなくてもいいから
一生何かに感動して
一生燃焼していくんだ
という意味で書かれているそうです。なるほどと思いました。

『ゆ』という作品があります。
墨が先に通ったらその後から書いた墨をはじいてしまうので、ゆという字は書き順を間違えているのではという質問がよくありますが、正しいという墨の特性についてもお話がありました。

同時開催で、『オリエント急行殺人事件』などで有名なアガサクリスティーというミステリーの女王と呼ばれたイギリスの作家の方の展覧会も開かれていました。使っていたタイプライターや初版本、たくさんの写真等ファンの方必見の展覧会です。アジア初の展覧会です。私も事前にオリエント急行殺人事件の映画を見ていったので、興味深く見ることができました。

あまり、広めたくはないのですが、美術館には友の会があります。
とてもとてもお得ですので、一度興味のある方は、チェックしてみて下さい。
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2010.03.24 / Top↑

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