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昨日、大谷記念美術館で、お月見コンサートとグラフィックデザイン展がありました。

80人くらいだったでしょうか、中国琵琶の達人エンキさんの演奏を初めて聴きました。
エンキさんは白が基調のチャイナドレスに中国琵琶を持って登場、私は最前列中央のエンキさんに一番近い席に座っていました。これだけ近いと演奏する人の息づかいや、指の動きがはっきりと分かります。
中国琵琶は日本の琵琶と随分と違う楽器で、3オクターブ以上の音域を持ち、4本の弦が奏でる音は複雑で、どんな楽器の変わりも出来るのではないかと思う位です。全身で弾く感じなので、演奏もハードで、10曲も演奏すると白い顔も紅潮してきていました。
10曲目の四面楚歌という曲は、馬のいななきや、剣と剣とのぶつかる音も琵琶で表現されていて、特に迫力がありました。エンキさんの10本の指が変幻自在に動き、圧倒されっ放しの1時間でした。

グラフィックデザイン展では、戦前の大阪を中心とした当時の関西の気鋭のデザイナーがデザインしたポスターなどが、多数展示されていました。衣、食、楽の3つのブースに分かれていて、特に衣のブースに展示されていた高島屋のポスターが質、量共に素晴らしく見えました。難波の高島屋が出来たときのポスターや子供が『わたしたちをかわいがるのとおなじように高島屋をかわいがってください』といっているポスター、モボモガのポスターは印象に残りました。昭和ヒトケタ~20年迄の作品を展示してあり、数は少ないのですが、写真で海水浴や洋服のものもあり、当時の雰囲気がよく伝わってきて興味深いです。
食のブースは、菊正宗、月桂冠など酒のものが多く、月桂冠は『防腐剤ハ一切含マズ』にこだわっていて、面白かったです。他にグリコのおまけも時代を反映し、爆弾やメダル、その他面白いコピー等飽きさせませんでした。
楽のブースでは、西宮北口でのイベントや、松竹座などがあり、劇団のポスターも面白いものが多くゆっくり見ると1時間以上掛かります。
昭和初期でも現在のポスター以上にモダンで、オシャレで、かっこいいものが多数有り、そのアイデアも素晴らしく、とても参考になりました。当時は商都として東京を凌駕していた大阪の誇りを感じさせるポスターに酔わされて帰りました。
たまたま、昨日新聞の文化面にも大きく特集されていたこの展覧会の会期は11月24日(月・振休)までで、普段の開館時間は夕方5時までです。年配の方には懐かしく、若い人には物珍しい面白い作品展です。
夜のひっそりした美術館内で演奏会の後、作品をゆっくり見てまわるのは、昼とは違った雰囲気がありとても素敵でした。フランスでも日の沈んだ後、ルーブル美術館は入館料が安くなり、ゆっくりと作品を見て回ることができますが、こうした取り組みはオシャレで面白いと思います。
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2008.10.19 / Top↑
三宮で経営セミナーに参加した際、マイセン展に立ち寄りました。

300年の歴史を持つマイセンの磁器の数々。その美しさ高価さから白い金といわれているそうですが、特に入口横にあるドイツの花というポップの周辺の作品の器は華やかで格別でした。鏡、花瓶、置物、器。大きいもの小さいもの。古いもの新しいもの。いろいろなマイセンを見る事ができます。

展示の仕方が本当にポンとおいてあるだけで、服がひっかかったら、この1000万の壷は…と心配になって後ずさりする程間近に見ることができ、ガラス越しには感じることの出来ない良さがありました。展示品の価格は、トータル10億位はあったでしょうか。ため息がでるこの展示会は、来週の月曜日までです。

展示即売をしているからか入場料は無料。開店75周年の催しだそうです。器が好きで、お時間がある方は是非お出かけ下さい。これだけのマイセンを一度に見れるのはあまりないようです。おすすめです。

会期:10月15日(水)~10月20日(月)
会場:そごう神戸店本館9階催会場
2008.10.17 / Top↑
12日の日曜日、ドライブがてら、篠山の兵庫陶芸美術館に行ってきました。

現在美術館は、ウェッジウッドの器の中でも貴重な250点の作品を展示する「創立250周年記念ウェッジウッド~ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史」の会期中です。

朝10時から1番乗りで入館しました。
貴重な作品を見る事が出来ただけでなく、創立250年のウェッジウッドの歴史や、ウェッジウッド家直系8代目、トーマス・ロウランド・ウェッジウッド氏のこと、それから陶磁器についての知識も得る事が出来ました。ビデオの中で、ウェッジウッド8世は、長身の39歳で、日本の方と結婚され、現在日本にお住まいとのこと。上品なジェントルマンでとても好印象でした。器だけでなく、器に入れるお茶にも大変造詣が深いように感じました。

館内は、展示の仕方に工夫が凝らされていました。
初代のウェッジウッドさんが、9歳から、家庭の事情で仕事を始めざるを得なくなったのですが、研究熱心で優れた作品を生み出しただけでなく、より良い作品をつくるための道具を発明したり、当時珍しいショウルームやカタログを駆使した斬新な広告宣伝の方法を考えたり、王室に作品を認めてもらうことができたりと、努力と才能に運も手伝い今日のブランドの礎を築いていく姿を、作品を見ながら、自然に知ることができるようになっています。とても勉強になりました。

この美術館はとてもゆったりとしていて、癒されます。

帰りにサガミで味噌煮込みうどんを食べました。天気もよく、地道でゆっくりととても良いドライブができました。
2008.10.14 / Top↑
おはようございます。
10月に入りました。皆様如何おすごしでしょうか?
先月末、フランスに行ってきました。何もかも素晴らしく、珍しいことずくめで、書くことが多すぎ、何を書いてよいやら分からないので、美術館の話とその周辺の環境に絞って書いてみようと思います。
パリと言えば、ルーブル美術館が一番有名ですが、セーヌ川を挟んで斜向いにはオルセー美術館、ルーブル美術館前のチェイルリー公園を歩くとモネやローランサン、セザンヌ、モディリアーニなどの作品が展示されているオランジュリー美術館があります。非常に近いところに沢山の美術館が集中しており、ボーッとなってしまいました。チェイルリー公園はこれらの美術館の中央にあり、大きな池がある公園なのですが、この池の周りに移動可能な鉄の深い背もたれのある椅子がちょうどいい具合に並べてあり、自由に座ってくつろげるようになっています。噴水や池の向こう側の風景や池に浮ぶ鳥を見ながらボーッとしているのは本当に贅沢な一時です。
オランジュリー美術館は、モネの『睡蓮』が鑑賞者の椅子を囲むように360度ぐるりと展示されている部屋が2つありました。モディリアーニの作品も重厚な素晴らしい作品が展示されており、心を打たれました。ローランサンの作品を楽しみに行ったのですが、沢山の名画と出会うことができ、心に沁みこんで忘れられない1日となりました。
2008.10.07 / Top↑

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